ノベルティグッズにバッグを制作するメリットは?小ロットと大ロットはどちらがいい?

2023-04-13

ノベルティは、マーケティング活動の一環や、企業の認知度アップのために活用される販促品です。ノベルティとしてどんなアイテムを選ぶかは自由なので、何を選んだらいいのか迷ってしまうこともあります。また、ノベルティを制作すると決めたときは、発注時のロット数を意識することも大切です。

今回は、ノベルティにバッグを制作するメリットや、小ロットと大ロット、それぞれの魅力について紹介します。

ノベルティでもらった名入れのクリアファイルがとっても便利!

オリジナルバッグをノベルティとして配布するメリット

ノベルティの最大の目的は、顧客に宣伝をすることです。そのために大切なのがアイテム選びで、グッズによって大きなプラスになるか、小さなプラスになるかがある程度決まると言っても過言ではありません。ここからは、オリジナルバッグがノベルティとして向いている理由や配布するメリットについて紹介します。

実用性が高い

ノベルティで大事なのは、日常的に使いやすく実用性に長けているものを選ぶことです。何度も使用してもらえれば、それだけ宣伝効果も高くなり、企業のイメージもアップさせることができます。レジ袋が有料化になったため、買い物に行く際にエコバッグを持参する人は増えています。

バッグを日常使いしてもらえれば、周りの人の目にもつくため、第三者への宣伝効果が期待できるのも魅力的な部分です。

印刷面が広いためデザインにこだわることができる

ノベルティにバッグを選ぶ強みは、印刷面が広いことです。印刷面が小さいと、名前しか入れられなかったり、企業の特徴を反映したアイテムが作りにくくなったりしてしまうでしょう。バッグは印刷面が広く、範囲一杯に印刷すれば、インパクト性が抜群のノベルティになります。

デザインや色遣いに工夫を施しやすく、オリジナリティの高いアイテムを制作することができるのが、バッグをノベルティとして配布するメリットです。

長く使ってもらいやすい

ノベルティは、どれくらい長く使ってもらえるかもとても大事なポイントです。実用性が高くても、消耗品で短期間で使い切ってしまうものは、PR効果があまり期待できません。バッグは長く使ってもらえるアイテムなので、販促効果も持続しやすいという特徴があります。

素材を意識したり、大切に扱ってもらえるよう素敵なデザインにしたりすれば、さらに長い間使用してもらえるはずです。

気軽に持ち帰ってもらえる

いくら無料とはいえ、大きくてかさばるものは受け取ってもらいづらいだけでなく、相手にいやな印象を与えてしまう可能性があります。折りたためるバッグならば、コンパクトにすることができたり、軽かったりするので、持ち運びに便利です。

イベント会場などで配れば、他の荷物を入れるために、その場で使ってもらえる可能性もあります。気軽に持って帰ることができるバッグは、配った人に良い印象を持ってもらいやすいのがメリットです。

小ロットと大ロットとは

ロットは、同じ種類の製品を生産する際の最小単位のことを言います。ノベルティを製造する多くの業者では、ロット数の最小単位が決まっています。生産する際の単位の数が少ないと小ロット、数が多いと大ロットと呼ばれるでしょう。

小ロットでバッグを制作するメリット

小ロットのメリットは、無駄な生産を減らせることです。大量に発注しすぎると在庫を抱えてしまうリスクがあり、余らせてしまったら費用対効果(コストパフォーマンス)も低くなってしまいます。小ロットならば無駄を出しづらく、一つ一つのノベルティを有効的に利用することができるでしょう。

また、少ロットなら小回りが利きやすいのもメリットです。バッグでも違うデザインのものを少量ずつ用意すれば、顧客一人一人のニーズに合わせた製品を配ることができます。イベントが頻繁に開催されるならば、そのイベントに合わせたバッグを作りやすいのも、小ロットのメリットです。

そして、少ロットは発注個数が少ないということもあり、大ロットよりも短納期です。ノベルティを配布するイベントの日が近いならば、小ロットで制作したほうが素早く用意することができ便利でしょう。

大ロットでバッグを制作するメリット

一般的に、大ロットは生産の効率がいいため、小ロットよりも安く作ることができます。コストをできるだけ抑えてノベルティを用意したい、そんなときに大ロットの単価の安さは魅力的です。大ロットで注文すれば、それだけ多くの人に配布できる可能性があります。

オリジナルのエコバッグやトートバッグは、低コストで発注できるのも魅力的な部分です。より多くの人に配布したい、ばらまき用に活用したいというときに、大ロットでバッグを制作するのが向いています。バッグは軽くて扱いやすく、かさばらないので、イベント会場に持ち運ぶ際にも便利です。

また、バッグというのは季節を問わず一年中使えるアイテムです。在庫を抱えてしまったとしても、次のイベントやキャンペーンなどで、配ることもできます。

バッグをノベルティとして配布する際のポイントは

バッグを配布した相手に、もっと使いたいと思ってもらうにはどうすればいいのでしょうか?ここからは、バッグをノベルティとして配布する際のポイントや制作する際の注意点について紹介します。

デザインはターゲットに合わせる

年代によって好まれるものは変わってくるので、ノベルティはターゲットに合わせてデザインを考えることが大切です。例えば男性であれば黒や白などモノトーンを基調としたシンブルなもの、女性であれば上品でおしゃれなものが好まれるでしょう。

バッグは印刷面が広いですし、工夫を施しやすいので、ターゲットに「良い物をもらえた」と思ってもらえるようなデザインを意識しましょう。

機能性を意識する

バッグは買い物をするときに必要不可欠なので、ターゲットも普段使いに適したバッグを1~2つ持っていても不思議ではありません。受け取った人に配ったバッグを積極的に活用してもらうためには、機能性が高いものを選ぶことが大事です。

例えば、保冷機能がついていたり、収納ケースや内側にポケットがついていたりすると便利です。ターゲットの利用スタイルに合った、機能性の高いバッグを選ぶことが大切です。

少ロットか大ロットのどちらがいいか考える

少ロットと大ロットには、どちらにも利点があります。

どっちでバッグを制作したほうが良いのかは、ノベルティを配る目的や状況によって変わってくるでしょう。

ノベルティの制作業者は様々で、大ロットしか注文できないこともあれば、1つから制作することができることもあります。事前に少ロットか大ロットのどちらがいいのか考え、そのニーズを満たしてくれる業者を選ぶことが大切です。

バッグはノベルティでおすすめ

バッグは実用性が高く、長く使うことができるので、もらって嬉しいノベルティの一つです。また、世代や性別を問わず使ってもらえるので、幅広い世代にアピールできるのも魅力的な部分です。

ただ、配布したバッグを日常使いしてもらうためには、デザイン性や利便性にこだわる必要があります。ターゲットを意識し、少ロットと大ロットのどちらがいいのか考えながら、ノベルティを制作していくことが大切です。